人生初!さらしを巻いて“復活”したお神輿を担ぐ!!
だーいぶご無沙汰のブログ投稿となってしまいました、、、
前回、『決意表明』のブログを投稿しましたが、
人に言うことで、自分のやるべきこと・やりたいことが
また少し明確になって、日々慌ただしくしておりましたw
そんな中、私の人生初となるビッグイベント。
『さらしを巻いて、“復活”したお神輿を担ぐ!!』
という貴重な体験をさせてもらいました。
FBではすでに投稿済みですが、リアルな実録STORYを伝えたくて、
残したくて。
なぜなら、『北秋田市商工会青年部』が一度途絶えてしまったお神輿を
復活させたものなんです。
・北秋田市民の幸せ、健康長寿
・商店街をますます元気にしたい
・子供たちに見てもらいたい。子供たちの目に焼き付けたい。
そしていつの日か、この神輿を担いでほしい、、、
というみんなの想いをお神輿に乗せて。
本当は青年部だけでやりかったんだろうな。準備から何から苦労して
きた仲間。
でも、人口減少だったり、仕事があったり、遠方だったり、人手不足は
否めず。
本来は女は女神輿だけど、そうも言っていられない。
神輿を存続させたいから。
北秋田市内へのボランティア募集をかけ、隣町の大館市からも応援
がかけつけてくれ。
私にも協力要請をいただいた。もちろん出ないわけないですよね!
その日を待つこと数週間。
正直なところ、『お神輿で練り歩く。そんなの何とかなるでしょ♪』
とタカをくくっていたんです、、、
でも、そんな簡単なものではなかった。すさまじい一日となったのです。
まずは、朝一で着付け・ヘアセットをしてもらうべく、
お友達のマディーさんと私は『ナガキ美容院(秋田県北秋田市鷹巣)』へ。
美容師さんに、普段はぜったいしないような気合のリーゼントに
セットしてもらう(笑)
すると、玄関からおばあちゃんが登場!
ナガキ美容院の元主人だそうで、たしか80歳代だったかな?
着付けに関しては、まだまだ現役で、美容師さんも尊敬するほどの
腕前とか。
初めてのさらしは、想像以上に、ぐるぐる巻きでキツキツだった。
女性の胸のふくらみを隠すためのものだし当然か。ぺっちゃんこ(笑)
そして私たちが『どんなに動き回っても、どんな格好をしても大丈夫!』
というお墨付きをいただき、いざ出陣!!
スタート地点は、『北秋田市民ふれあいプラザ コムコム』
法被を着た勇ましい男性陣も準備万端。
鷹巣中央保育園の園児たち、市民のみなさんが応援に
駆け付けてくれての出発式。
小塚実行委員長がお神輿への想いと決意を子供たちに伝える。
お神輿を担いでいく有志たちを子供たちが見つめ、
『がんばれーっ。』って声を張り上げる。
始めてみる光景に、ゾワっとしたのは私だけではないはず。
炎天下のこの日、『ワッショイ ワッショイ』と商店街を練り歩く青年たち。
私も一緒に『ワッショイ ワッショイ』。
こんな大声出したのはいつ振りだろうか。
こんなに他人と力を合わせるっていつ振りだろうか。
おひねりを下さった商店街の各店舗に、一軒一軒お神輿を運ぶ。
そして、一軒一軒、丁寧に、丁寧に。
『●●商店の更なるご繁栄、ご家族のご健康を御祈念しまして~、
ワッショイ!ワッショイ!!!』
とお神輿を担ぎあげる。
まるで、がんばろう!一緒にがんばろう!!!って言っているみたい。
全部で何十件回っただろう。
午後になると、鷹巣神社に奉納するため、本神輿に変わります。
と同時に、あれ?何か人が増えた??
えっ!?!?こんなに重いの!?!?
先ほどのお神輿とは比にならないくらいの重さ。
さっきの人員では足りるわけもなく、みんな本神輿には
都合をつけて駆けつけてくれたようですね。
なるほど!
で、これがその本神輿!かっこーいーー!!!
まずは、鷹巣駅前にある観光案内所へ向かい、一発目の
『ワッショイ、ワッショイ!』 重い----!!!
神主さんに先導してもらい、一本道をただひたすらに、
『ワッショイ、ワッショイ』
休んでしまったら、絶対担ぎなおせないくらい心が折れる!
みんなでただひたすらに、『ワッショイ、ワッショイ!!!』
そんな道中の一枚を。
私は担ぎ手だったので、鷹巣観光案内所さんに撮っていただいたもの。
なんでしょう。この清々しい笑顔!
でも、他のみんなも、ずーっとこの顔だったんです。
本当にこの地域が好きなんですね、お祭りが好きなんですね。
そして、、20分以上は担ぎ続けただろうか、、
鷹巣神社にやっと到着。そして、奉納。
で、、、これで終わりではないんです(涙)
午前中のお神輿をコムコムにお返しせねばっ!
午前中に回り切れなかった商店に行かなければっ!
もう疲労困憊で写真はありませんw
慣れない足袋で足はボロボロで、痛くてちぎれそうなくらい。
重い神輿を落とすわけにもいかず、肩はアザになろう痛さ。
何度、途中リタイアをしようと思ったか。
でも、青年部の必死の姿を見て、『私だって!』と
気持ちを何度も奮い立たせ。
やっと夕方17時過ぎにコムコムへ戻りました。
今までTVや写真でお神輿を担ぐ姿は見たことがあったけど、
こんなにも過酷だったとは。実際やってみないと分からない辛さ。
でも、何でしょう。
この終わった後の爽快感。
仲間の笑顔。
仲間との一体感。
またやりたいっていう気持ち。
これが、
何年もずーっと前から続いてきた伝統なんですね。
守り続けなければいけない伝統なんですね。
子供たちに見せたい姿なんですね。
これを守り続けようと必死に頑張る北秋田市商工会青年部へ
心からの拍手を贈りたいです。
こんな貴重な機会に出会えた私は幸せ者です。