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映画「ふるさとがえり」 少年たちと大人になってしまった私たちの物語

昨日の出来事。

休日にも関わらず、早く目が覚めた。

たまった仕事もあるし、

今日はコムコムで映画鑑賞もあるし、

そこで仕事しようかな。

結構な来館者数。

公共の施設だし、子供もたくさん。

しまった、自宅で仕事すりゃよかった(笑)

 

とある喫茶店でお昼ごはん。

「きっと静かな空間だから、のんびりできるな。」

若者たち、おじさん一人、おばさまたち、

そして私。

注文して、席で本を読みながら待つ。

ピコピコ。

ゲームに動画。

ザワザワ。

この程度なら大丈夫。

「ガシャン」

あ、誰かコップ割っちゃったかな。

2分、3分たっても誰も動かない。

5分たった頃、若者が店員さんに。

「あのー、コップ割っちゃいました。」

え?それだけ?

すると、何も言わず、謝りもせずに帰る若者たち。

え?

何とも言えないモヤモヤした気持ちと、

何もできない、言えない私。

逆に、若者はきっと反省してるだろうに、

恥ずかしかったのかなと、

見た目だけで批判した自分への反省。

コーヒーを飲む。

おばさまたちが、レジにいる店員さんを横目に

おしゃべりしながらお店を出ていく。

え?

なんで、

「ごめんなさい」

「ごちそうさま」「ありがとう」

が、言えないんだろう。

もう、若者だけの問題じゃないんですね。

こういう偏見で見てしまう私も問題ですが。

こういう瞬間を見ると、世間が少し嫌いになる。

 

そんなこんながあった後の、午後。

全国で、1300回もの上映をしてきた映画が

北秋田市で待望の第2回目!

前評判も良かったので、期待を膨らませ行きます。

ネタばれになるので、詳細は書きません。

が、色んなことがリンクしまくりでした。

協力隊という仕事。

色んな立場の人々。

昔と現代の矛盾。

社会の変化。

お昼の出来事でいうと、

昔は、

ご近所さん、地域はみな家族だった。

若者を叱咤激励できる存在がいた。

人を育てるという環境があった。

今は、、、

なんでこんな風になちゃったんだろう。

大人になってしまった私たち、

そして私には何ができるだろう。

この映画は、

それぞれの立場・価値観・想いで

見られる映画でした。

終わった後の余韻がすごくて。

静かな映画なのに、めちゃくちゃ思考が回転して。

意識しなくてもポロポロ涙がでてしまう。

脱力感がすごかった。

だけど、誰かと話しをしたかった。

誰かと一緒にいたかった。

だから、北秋田市版のキャッチコピーは

「がんばっているあなたへ贈ります。

  観た人と語り合いたい上映会。」

なんですね。

 

そんな翌日の朝。

近所の少年が、

「おはようございまーす!」

何だかとっても救われました。

映画のこと、自主上映会などについては下記を参照下さい。

http://hurusatogaeri.com/

そして上映、会を主催してくださった、

「きらフェス実行委員会」さん、

ありがとうございました!

あー!もっとたくさんの人に観てもらいたい!


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